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初めての愛車の話

憧れていると、叶うこともある

憧れの「箱スカ」が初めての愛車に...

15才の時に出会った車が衝撃的だった。
「日産スカイライン2000GT」
持つならこの車、と憧れの中にも希望は捨てなかった。

それがまさか19才で持てる事になろうとは...

就職して二年目、寮の窓から目にしていた先輩の車、それが正にこの箱スカだった。
その噂が数か月経った頃、先輩の耳に届いたようで先輩からの逆オファーが来たのだ。
とは言え金が無くてピーピー言ってた時代。
直ぐには返事が出来ないまま数か月が過ぎた。
するとまたその先輩から「〇〇万を月賦でいいよ!」との嘘みたいな話だった。

その嘘みたいな誘惑に、乗ることになってしまったのだ。
そしてそのナンバーが何と何と、私の誕生日と同じだったと言う偶然だった。

それと別な憧れの「横浜ナンバー」。
いけないことだけど、名義変更無しのままそのナンバーでしばらく乗っていた言う曰くもついたのだ。

日産スカイライン、箱スカ、スカG、愛のスカイライン...
色んな呼び方で愛されたのは言うまでもない。

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